楽天が初開催の青森の地で強さを見せた。オリックスを3-2で下し、1分けを挟んで3連勝。貯金を今季最多の22に伸ばした。青森での1軍公式戦は88年の広島-ヤクルト戦以来29年ぶり。球団は創設13年目にして初めて、主催試合を東北6県すべてで行った。記念すべき日に青森出身の細川亨捕手(37)が辛島航投手(26)ら4投手を好リードするなど、接戦をものにした。

 楽天が43勝目を挙げ、貯金を今季最多の22に増やした。このオリックス2連戦は△○。今季の楽天は2連戦が8度あるが、結果は2勝4度、1勝1分け1度、1勝1敗3度。2連戦で貯金9をつくり、昨年7度もあった2連戦2連敗がまだない。日本一になった13年の最多貯金は27だが、43勝目は74試合目で、貯金22に到達は9月8日の120試合目。今年はまだ65試合目で、13年を上回るペースで白星と貯金を記録している。