6月30日、献花台には約3600人が訪れ、森投手コーチとの早すぎる別れを惜しんだ。西武ファンだけでなくオリックスファンも花を手向け、飾られた現役、コーチ時代の写真に手を合わせた。ファンとともに冥福を祈った後藤オーナーは「本当に残念。一番悔しいのは森コーチ。彼の無念さを思うと私自身もつらい。彼の志をしっかり受け止めて、選手1人1人がより強くなること。優勝を目指して一丸となって戦っていくことが、森コーチの遺志だと思います」と悼んだ。この日の球団旗は弔旗とされ、西武ベンチには森コーチのユニホームが掲げられた。献花台は2日まで設置される。

 高橋一仁さん(56=会社員)去年は中継ぎ陣が苦しかったですが、今年は森コーチが一生懸命指導してくれて、みんな頑張っている。森コーチのためにも、ぜひ日本一になってほしい。

 鈴木和行さん(51=会社員)現役の頃から応援していて…。本当にショックです。今日の試合のチケットを買っていたことに不思議な気持ちですが、息子と一緒に花を手向けられてよかった。天国からライオンズを見守って下さい。

 星野裕子さん(59=主婦)今年のブルペンでの森コーチは全然心配そうな顔をしていなくて。応援していました。とても悲しいですが、チームには森コーチの分も頑張ってもらいたいです。