全セの先発を務めた中日ラウル・バルデス投手(39)が、全パ1番打者の西武秋山翔吾外野手(29)に先頭打者本塁打を浴びた。

 バルデスの2球目、外角高め直球を左翼スタンドまで運ばれた。それでも、それ以降は気持ちを切り替えて2回を2安打1失点。緩急を使い、2三振も奪った。

 「自分の本拠地・ナゴヤドームでのオールスターゲームの先発で投げさせてもらったことに感謝している。一昨日(12日)の阪神戦で投げた後だったが、体調はすごく良かったし、投げているとは本当に気持ちよくオールスターの雰囲気を楽しみながら投げることができたよ」

 前半戦最終戦の12日阪神戦に登板。異例の中1日でのマウンドも、普段から中4日など短い登板間隔を好む助っ人左腕には関係なかった。【宮崎えり子】