セ・リーグ最多得票の阪神鳥谷が2年ぶりの球宴を満喫した。球宴第1戦は同学年のチームメート糸井と1、2番コンビを結成。1番糸井が四球を選んで迎えた1回の第1打席は、ソフトバンク千賀の145キロ直球に空振り三振を喫した。3回は西武菊池に右飛に打ち取られて交代。球宴初の三塁守備でボールをさばく機会はなかったが、「目立ちたくないので」とニヤリ。「交流戦で当たっていない投手と対戦できて良かったです」と笑顔だった。

 試合前のアップは巨人坂本勇と並んでランニング。ストレッチ中は糸井、広島新井らと談笑する場面もあった。「違うチームの選手といろんな話も出来ますし、話をして吸収したい」。練習前の言葉通り、積極的に他球団の選手とも交流した。今日15日の第2戦は途中出場する見込みだ。