阪神糸井嘉男外野手(35)に緊急事態が発生した。

 5回1死二塁と追加点が期待される場面。広島野村の4球目、129キロチェンジアップを豪快に空振り。その瞬間に打席を外し、顔をしかめて右脇腹を押さえた。ベンチからトレーナーが駆けつけ、代打高山と交代。数分後、ベンチ裏から出てきた糸井はバットを持ち無表情のままクラブハウスへと消えた。金本監督は試合後、「まだ聞いてないけど心配」と神妙な表情。「大事を取ってか?」の質問には、「その意味もあるし、痛そうだったんで」と説明した。