中日荒木が自身の名前を冠した「荒木デー」でハッスルした。

 7回に代打で登場して右前打。体が万全ではなく、1軍には残っていたが、出場は6月30日の広島戦以来だった。「もう体は問題ないです」。練習では選手、コーチ全員が“荒木Tシャツ”を着用した。

 試合前には2000安打の連盟表彰を受けた。さらに、名球会の先輩でもあるOBの立浪和義氏(47)から名球会ブレザーを贈呈された。熊本に住む両親も駆けつけた試合で、この日一番の歓声を浴びた。

 敗戦試合だったが、試合後にはお立ち台も用意された。「2000安打のときもたくさんのご声援をいただいた。これ以上言うと引退試合みたいになるので、またそのときにお話しします。負けゲームでもこんなに残ってくれて幸せなチームです。上位浮上のチャンスは残っているので、ご来場お待ちしています」と謝罪と感謝を伝えた。