日本ハム栗山監督が17日、上位浮上へ「高校野球」をキーワードにした。今日18日楽天戦(函館)に備えて現地入り。現在5位で借金20という現状打破へ「大きな連勝をするしかない」と力説。逆襲へのビッグウエーブを生み出すためには「こういう時期だし、高校野球みたいにやらないと。やるしかないんだ」。負けたら終わりの精神、一戦必勝の心構えで臨む必要性を説いた。

 夏の甲子園出場を目指した戦いが全国各地で繰り広げられている。かつてテレビ朝日系「熱闘甲子園」でキャスターを務めた指揮官にとって、一番熱くなれる季節が到来した。「計算して戦うチーム状況じゃない。優勝するためにやっている。そのためには何でもやる」と、覚悟を決めた。泥臭くてもいい。1つの白星を目指して歯を食いしばっていくことで道は開けると信じる。函館から、思いを体現していく。