緊急先発した巨人高木勇人投手(28)が、5回途中4安打2失点(自責1)で降板した。

 トラブルを起こした疑いがあるとして予告先発の登板を回避した山口俊投手(30)に代わり、急きょ4月19日ヤクルト戦以来、今季2度目の先発マウンドを託された。4回に味方の失策で先制点を奪われたが、変化球を主体にテンポの良い投球で試合をつくった。打っても5回2死から右前打で出塁すると、長野の二塁打の処理を右翼手松井佑がもたつく間に一気に同点のホームを踏んだ。

 5回1死で福田に勝ち越しの2号ソロを浴び、2死二塁のピンチを招いたところでベンチに退いた。