中日吉見一起投手(32)がアクシデントで6回途中で降板したが、2カ月ぶりに2勝目を挙げた。

 2-1の6回2死二塁、巨人陽に四球を出すと険しい表情を見せた。治療のためベンチに下がり、そのままマウンドを降りた。その後、ベンチに姿を見せグラウンドから引き揚げるナインを迎えていた。

 11安打8失点と炎上した5月30日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来の1軍戦登板。ハプニングはあったが、5回2/3を5安打1失点(自責点0)に抑えた。「イニングの途中で降板してしまい、後ろの投手に申し訳ないです」とコメントした。

 右足親指のマメが痛み、大事を取って降板したという。友利投手コーチは「次の登板は問題ない」と説明した。