広島鈴木誠也外野手(22)が2年連続20本塁打を記録し、勢いに乗っていた最下位ヤクルトをきっちり退けた。ヤクルト15回戦(マツダスタジアム)の2回第1打席で左翼へ豪快アーチを放ち、先制点を挙げた。チームは後半戦連敗知らず。阪神が勝ったため最短マジック点灯は8月1日に延びたが、勢いは衰えない。

 鈴木が豪快に先制点をたたき出した。2回の第1打席。内角低めに曲がりながら落ちる、難しい球に体が反応した。左ひじをたたみながら体を回転させて左翼席へ運んだ。「相手の投手もいいので、何とか先制点をと思った」。広島の日本人選手では5年連続の11年栗原以来となる2年連続20号で試合を動かした。

 またも第1打席にアーチを描いた。26日巨人戦は1回に先制2ラン。前日27日は結果的に三振に終わったが、惜しい当たりがあった。2回に左翼ポールへ豪快な飛球を打ち上げ、1度本塁打とコールされたが、巨人側のファウルという主張からリプレー検証の結果、判定が覆っていた。だが、この日は技術で幻にしなかった。

 前日まで岐阜、大阪での3連戦を戦い、広島に帰ってきたばかり。夏場の移動続きにも、変わらず早出特打に参加する。前半戦はオープンスタンスで構えたり、ノーステップで打ったりと試行錯誤。後半戦に入っても、左足をすり足気味に上げるなど悩みは解消されていない。