ソフトバンク上林誠知外野手(22)が稲葉ジャパン入りに向け、値千金の1発を放った。3回に試合を決める逆転10号3ラン。プロ4年目で初となる2桁本塁打で、打ち方がそっくりな侍ジャパン新監督に存在を猛アピールした。チームは日本ハム戦13勝目で、早くも今季の勝ち越しが決定。4連勝で貯金を今季最多の30とし、試合のなかった首位楽天とのゲーム差をマイナス0・5にした。

 侍新監督発表の翌日が、22歳の誕生日。まさに稲葉ジャパンの申し子だ! とばかりに、上林が試合を決める1発を放った。デスパイネの適時打で1点を奪い、2点ビハインドで迎えた3回1死一、二塁。右越え逆転10号3ランだ。球宴明けから不振に陥り、前日30日には右翼先発の座を真砂に譲った。スタメン落ちの危機にひんしていたが、17打席ぶりのヒットで、プロ4年目で初となる2桁10号に到達した。

 「最近全く打ててなくて、そういう時期だと思うしかなかった。泣きそうでしたが、今日は打ててよかったです。2桁いったことで今後は気持ち的にも楽になる」。1イニング5得点のビッグイニングを演出。流れを一気に引き戻した。今日1日は22歳の誕生日で「21歳の有終の美を飾れました」と笑った。