破壊力満点のソフトバンクの「YD砲」がプレーボール直後から爆発した。

 初回2死二塁。4番柳田悠岐外野手(28)が右翼席へ先制の26号2ランを放った。「自分のスイングでとらえることができましたね。先制点が取れてよかった」。前日(2日)の最終打席のダメ押し25号弾から2打席連続アーチとなった。

 4番の一撃に、続く5番アルフレド・デスパイネ外野手(31)も触発された。カウント3-2からオリックス山崎福のチェンジアップを中堅右に運ぶ23号ソロ。「ギータ(柳田)が先制点を取ってくれたので楽な気持ちで打席に入れたよ」。柳田、デスパイネの連弾で3点をリードした。

 続く2回には7番一塁で2試合連続先発出場の塚田正義外野手(28)が約2年ぶりとなる1号ソロを左翼に運んだ。