セ、パ両リーグは9日、最も印象深いサヨナラ打を放った打者を表彰する7月の「スカパー! サヨナラ賞」に、ヤクルト大松尚逸内野手(35)と楽天ジャフェット・アマダー内野手(30)を選出したと発表した。

 大松は7月26日の中日戦で、0-10から同点に追い付いて迎えた延長10回1死から、右中間に代打サヨナラ本塁打を放った。シーズン2度目の代打サヨナラ本塁打は史上4人目で、10点差からの逆転勝利はセ・リーグ66年ぶりとなるプロ野球タイ記録になった。

 アマダーは、7月23日のオリックス戦で、2-2の9回無死から右中間にサヨナラ本塁打を放った。チーム3度目のサヨナラ勝ちで、球団創設以来初となる貯金30の大台に乗せる勝利になった。