阪神の新外国人ジェイソン・ロジャース内野手(29=パイレーツ3A)が「トンネル」から抜けた。

 4回に先頭で大瀬良の2球目をたたき、痛烈なライナーで中前へ運んだ。11日DeNA戦(横浜)以来、4試合16打席ぶりの安打だった。

 6回には1死後、内角球をさばき、左越え二塁打で出塁。2点奪取の口火を切った。最近は内角攻めに苦慮し、低めの変化球にも手を出して空振りするシーンが目立っていた。それだけに「最高ではないが、どの打席も、ここ数日に比べると良かった。早い打席で(安打が)出ると楽になる」と胸をなでおろしていた。