仙台育英の逆転サヨナラ劇が、地元楽天の試合を止めた。

 仙台育英が9回裏に逆転サヨナラ勝ちを収めた瞬間、Koboパーク宮城のスタンド全体がざわつき、石山球審がタイムを宣告。場内が静まり返るまでの約10秒間、試合を止めた。

 3回表2死二、三塁で打者中村晃の場面。カウント1-1から楽天則本が投球動作に入ろうとしたタイミングでタイムが宣告された。スタンドの観客が甲子園の試合の様子を携帯電話を使ってインターネット動画で見ていたためとみられる。