阪神は28日、甲子園歴史館にて「VR(バーチャル・リアリティー)映像」の第3弾を導入することを発表した。

 29日より、甲子園歴史館内にある「甲子園ひろばコーナー」で公開される予定。第1弾と第2弾では、甲子園上空から撮った映像や、高校野球選抜甲子園大会の映像を導入。それに続く企画として、今回は「プロ野球リリーフカー体感VR」として新登場する。 救援投手として試合に臨む投手の気分になって、球場をまわり、グラウンドの雰囲気を味わうことができる。また、試合終了後にヒーロー選手がビクトリーランをする場面に同乗するような視点で体感できる。

 今回の撮影は、6月3日の日本ハム戦(甲子園)の試合中に行われたもので、リリーフカーには8回に登板したマテオ投手が乗っている。その日のヒーロー選手は、プロ13年目で初本塁打を放った岡崎と好リリーフをみせた高橋。ビクトリーランでは、その2選手がスタンドのファンに手を振りながら球場をまわっている。その日の観衆は4万6720人。大観衆に包まれながらの球場1周を体感できる。