日本ハム大谷翔平投手(23)が約1カ月半ぶり今季2度目、本拠地では初の先発。4回途中4失点で降板した。

 初回は3者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せた。先頭明石へのカウント1-2からの4球目で160キロを計測し、球場をどよめかせた。144キロフォークで空振り三振を奪うと、続く今宮を遊ゴロ、中村を左飛に打ち取った。

 2回も先頭柳田に四球を与えたが併殺で打者3人に仕留め、3回は3アウトを全て空振り三振で退けた。

 1点リードの4回、先頭今宮に四球で出塁を許すと、犠打で1死二塁。初めて得点圏に走者を置くと、柳田にフルカウントから160キロ直球を中前に運ばれた。1点を失い、同点にされ、なお1死一、二塁。福田に投じた141キロフォークを右中間スタンドに運ばれ、勝ち越しを許した。3回1/3、64球を投げ3安打3四球4失点でマウンドを降りた。

 この日の最速は160キロで4度計測した。