ドラフト候補の東大・宮台康平投手(4年=湘南)が慶大相手に完投勝利を挙げ、チームの連敗を16で止めた。

 最速は146キロをマーク。被安打8、奪三振1の2失点完投。打線は1回に犠飛で1点を先制、2回には3安打して2点を加え、宮台を強力援護した。

 東大のリーグ戦勝利は昨秋の立大1回戦で宮台が勝利して以来。前週の立大戦まで16連敗していた。

 宮台は通算5勝目(10敗)。慶大から初勝利となった。

 浜田一志監督(53)は「(宮台が)きちっと結果を出した。肩も元気そうだし、次は勝ち点に向けて調整してほしい」と話した。