両アキレスけん痛で離脱していたソフトバンク川崎宗則内野手(36)が23日、ウエスタン・リーグ阪神戦(タマホームスタジアム筑後)で実戦復帰したが、左ふくらはぎがつり、途中交代した。

 7月24日に登録を抹消されており、約2カ月ぶりの実戦復帰。1番二塁で先発出場し、初回の1打席目に初球をとらえ、右翼ネットに突き刺さる先制弾を放ったが、一塁ベース手前で跳ね上がるしぐさをみせ、ゆっくりとダイヤモンドを回った。ベンチに戻ると足を引きずりながらロッカーに引き上げた。

 打った後、走りだす1歩目を踏み出した時に張りを感じたといい「(実戦が)久しぶりだったし、打ったことよりも、打ってから走れるかを確認したかった。課題をクリアできなかったのが残念」。幸い「そんなに重くはないと思っている」といい、病院にも行かない予定。明日24日の試合出場にも意欲的で「練習をやってみて決めたい」と話した。