阪神4番の福留孝介外野手(40)が、3出塁3得点で大勝に貢献した。

 まずは0-0の4回1死で、ヤクルト先発由規から四球出塁して2点先制を誘引。5回も2死から際どいコースを見極めて四球で歩き、5番ロジャースの中押し2ランを呼んだ。「今年はチームとしても四球をよく選んでいる。つないだ中でそういう攻撃ができて良かった」。

 4-1で迎えた7回先頭でもヤクルト3番手の山本から中前打を放ち、ダメ押しの4点を奪う口火を切った。キャプテンが全8得点の起点となるチャンスメークに徹し、ヤクルトとの今季最終戦に快勝。東都のファンを喜ばせた。