巨人が高橋監督となってから最大得点差を逆転して勝った。先発吉川光が3回途中5失点で降板。超劣勢を強いられるも、5回に3点、6回、7回に1点ずつ返し、同点とすると、8回にマギーの決勝打で試合をひっくり返した。

 巨人の5点差以上の逆転勝利は15年8月30中日戦(0-5から9-5)以来。高橋監督のもとでは、ここまで4点差以上の逆転勝ちは1度もなかった。

 負けられない戦いが続く中での価値ある1勝をつかんだ高橋由伸監督(42)は「粘り強く、何とかギリギリでひっくり返してくれた。チャンスできっちり1点ずつでも取れたのが、こういう結果になったかなと思う」と振り返った。