日本ハム石川直也投手(21)が惜しくもプロ初勝利を逃した。

 プロ3度目の先発は立ち上がりから快調。打線の援護も受け、5回まで2安打無失点に抑えて勝利投手の権利を得た。2点リードの6回も続投したが、先頭の代打小島に右前打を許すと、続く1番T-岡田に同点29号2ランを浴びて、記念の白星は消えた。

 さらに、2番大城にも右前打を打たれたところで降板。プロ最長の5回0/3を5安打2失点で勝ち負けはつかなかった。「チェンジアップも低めに集められましたし、フォアボールもなかったので、前半はテンポよく投げられたと思います。反省はたくさんありますけど、6回のホームランだけは抑えないといけなかったです。要所を抑えるピッチングができるようにしていきたいです」と、振り返った。