楽天は1日、武藤好貴投手(30)、大塚尚仁投手(22)、育成の片山博視投手(30)、育成の伊東亮大内野手(28)の4選手と来季の選手契約を行わない旨を伝えたと発表した。

 武藤はJR北海道を経て11年ドラフト1位で入団。15年に中継ぎとしてフル回転し、60登板で4勝4敗1セーブ、防御率4・39の成績を残した。だが昨季は開幕前に右肘を痛めた影響もあって2登板に終わると、今季もここまで1軍での登板はなかった。

 育成・片山は05年の高校生ドラフト1位で報徳学園(兵庫)から入団。10、11年には2年連続で50登板以上をこなすなど中継ぎとして活躍を見せたが、15年に左肘痛などの影響で野手に転向。育成契約となった16年に再び投手に戻っていた。だが、今年3月に左肘の手術を受けてリハビリをしていた。