日本ハム金子打撃コーチがチームの底上げに着手した。

　田中２軍監督の代行としてフェニックスリーグで指揮を執るが、勝敗は気にしない。「選手１人１人がどういうプレーヤーになれば１軍に上がれるかを試しているので。ファイターズとしても前に進むきっかけになれば」。自身は侍ジャパンのヘッドコーチとして１１月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」が控える。「情報収集が大事なのは、監督代行もヘッドコーチもつながる。後手後手にまわらないように」と、ベンチでは相手投手の動きなどをストップウオッチで計測しながら見守り、日本代表の参謀役としての予行演習にもつなげていた。