ドラフト候補左腕の東大・宮台康平投手(4年=湘南)が大学ラストゲームを終えた。

 完投した前日に続き3点を追う6回から救援。9回に楠田が2ランを放って詰め寄ったが、追い上げ及ばず連敗。26日のドラフト会議前、最後の登板を勝利で飾ることはできなかった。

 1年秋から38試合に登板し、175回1/3を投げ通算6勝を挙げた左腕は、「悔しい気持ちが1番ですが、勝ち点の獲得が目標だった。その目標を達成できた喜びはある。(4年間を終えた)寂しさは、きっと今から感じるんだと思います。(ドラフト会議まで)ドキドキですし不安もあります」と運命の時を待つ。

 28日から始まる早慶戦で早大が連敗すれば東大は同率の5位となる。法大戦で15年ぶりの勝ち点を挙げたが、40季連続の最下位が決定した。