ソフトバンク内川聖一外野手(35)が27日、日本シリーズ前日練習を終え、あらためて日本一への強い思いを口にした。

 福岡ヤフオクドームでチームは打撃練習を中心に約2時間の最終調整を行った。キャプテン内川は「ドキドキもしていないがワクワクもしていない。こういう緊張感は選手にとっていい。いよいよ始まるなという感じです。ケガしたけどみなさんのおかげでここまでこれたし、日本一になって初めて恩返しになる」と熱い気持ちを表した。

 楽天とのクライマックスシリーズ・ファイナルでは4戦連発などの活躍でMVPを獲得。古巣DeNA(当時横浜)相手に、自身3度目の日本シリーズで、さらなる頼れる4番ぶりを発揮する。