楽天松井裕樹(22)が、来季も守護神を任されることが16日までに決まった。

 梨田監督は以前「今年は肘にきたり肩にきたりした。後ろで毎日準備したから故障したのか、本人とトレーナーと話したい。そこに代わる投手はなかなかいないんだけど、でも故障を考えて、先発がやりたいと言われたら、分かったと言うしかない」と話していたが、この日までに同監督と新任の佐藤1軍投手コーチと話し合い、方向性を決めた。

 今季はリーグ2位の33セーブを記録する一方で、疲労の蓄積で7月末に左肘痛を発症。約1カ月の離脱を余儀なくされた。かねて目標としている通算100セーブまであと「4」。松井裕は「どこのポジションでも、関係ない。来年優勝するために、しっかりと頑張りたい」と決意を新たにし、来季への戦いを見据えた。