台湾で25日から12月17日まで行われるアジア・ウインターリーグに、イースタン選抜として参加する巨人の谷岡竜平投手(21)、今村信貴投手(23)、坂本工宜投手(23)、成瀬功亮投手(25)、田中貴也捕手(25)、吉川尚輝内野手(22)、柿沢貴裕内野手(23)、松原聖弥外野手(22)の8人が22日、羽田空港から台湾へ出発した。イースタン選抜の監督として巨人の川相昌弘2軍監督(53)、コーチとして三沢興一2軍投手コーチ(43)、金城龍彦2軍守備走塁コーチ(41)も出発した。

 今季は3軍監督を務め、来季から2軍を率いる川相2軍監督は「オフの時期に練習に加えて実戦を経験できることは大きい。まだ若い選手がほとんどなので、初めてのオフを過ごす選手もいる。ナイターでの試合なら午前中に走り込んだり、ウエイトトレーニングをしたり、来季につながる時間にしていきたい。イースタン選抜として全員が一つになって勝利を目指したい」と意気込んだ。

 アジア・ウインターリーグには他にウエスタン選抜、日本社会人野球選抜、米国と欧州の混成チーム、台湾選抜、韓国選抜の全6チームが参加し争う。プレーオフを経て12月17日に、優勝決定戦が行われる。