巨人宇佐見真吾捕手(24)が30日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉を行い、900万円増の年俸1700万円でサインした。2年目の今季は8月18日のDeNA戦でプロ初アーチをサヨナラ本塁打で飾るなど勝負強い打撃で頭角を現し、左手首痛で辞退したが、11月の侍ジャパンにも選出された。

 給料の大幅増に「試合数が少ない中で、すごくいい評価をしてもらったのでありがたい。税金が高くなると思うので、しっかり貯金したい」と笑顔。「まずはケガを治すことが最優先。(春季)キャンプに間に合うように。1年間、けがなく1軍に帯同して勝ちに貢献できるようにやっていきたい」と語った。

 来季の目標を聞かれると、4月に右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折し離脱しただけに「骨折らない」としたためた。(金額は推定)