15年10月の右股関節手術からの復活を目指す巨人杉内俊哉投手(37)が2日、大阪・大東市の「スポーツサクライ」でトークショーとキャッチボール講座を実施した。

 トークショーでは同じグラブを約3年使い続けるこだわりを披露。「アシックスのは、皮がへたらない。スパイクは1年に1足かな。股関節が悪いので軽量化して、足に負担がかからないようにクッション性を強めたりしています」と話した。

 キャッチボール講座では、小学生らに実技披露。「踏み出し足は真っすぐに出してね」など丁寧に指導する姿に、保護者からも感嘆の声が上がった。約30分間、約30人とのキャッチボールを終えた杉内は「投げすぎましたね」と苦笑いしつつ「こういうのは好きだし楽しい。子どもたちは純粋。(子どもたちとのイベントは)続けられる限りやらないとと思います」とうれしそうに汗を拭っていた。