3年ぶりに盗塁王に輝いた日本ハムの西川遥輝外野手は5日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、6000万円増の年俸1億6000万円でサインした。「去年より自信になったシーズン」と手応えを口にした。

 39盗塁でタイトルを奪還したが、チームは昨年の日本一から一転して5位に沈んだ。「こんな苦しいシーズン、二度と味わいたくない。いいスタートを切れたら」と巻き返しを誓った。

 3年目の有原航平投手は2年連続で2桁勝利をマークし、1000万円増の7000万円で更改した。初めて開幕投手を務めたが、好不調の波が激しかった。

 来季は今季より21イニング多い190回を投げることを目標に掲げ「まだまだだと思う。最多勝といったタイトル争いに絡めるように頑張りたい」と意気込んだ。(金額は推定)