15年10月に受けた右股関節手術からの復活を目指す巨人杉内俊哉投手(37)が11日、鹿児島・薩摩川内市総合運動公園の室内練習場で行っている自主トレを公開した。

 巨人大江竜聖投手(18)、オリックス山崎勝己捕手(35)も参加。屋外では雪が舞う寒さの中、ストレッチ系のメニューを中心に、ダッシュやノック、約40メートルのキャッチボールなど約3時間、汗を流した。

 昨年は2月中旬の沖縄キャンプから1軍に合流。3月のオープン戦・ソフトバンク戦では15年7月21日以来の1軍マウンド復帰を果たした。だが、左肩のコンディション不良もあり、昨年4月10日のイースタン・リーグ楽天戦(ジャイアンツ球場)以来、登板はない。復活へ向け「今のところ順調。左肩の調子は30、40%くらい。去年の同じ時期よりキャッチボールの距離も伸びている」と手応えを口にし「チームも2年半待ってくれているので、なんとか1軍で結果を出したい」と決意を新たにした。