広島のベテラン新井が14年連続の護摩行に臨んだ。

 昨年までの鹿児島・最福寺から、今年は和歌山の高野山別格本山清浄心院に移して実施。燃え盛る炎の前で1時間半にわたって読経を続けた。「これをやらないと1年が始まらない。気持ちがグッと締まる」と壮絶さを物語る真っ赤な顔で語った。池口恵観住職(81)は「体が若いし、気が出ている。2年前の時以上の力が出ていた」と、MVPに輝いた16年シーズンのような活躍に太鼓判を押した。