巨人ドラフト1位の鍬原拓也投手(21=中大)ら支配下、育成を含む新人15選手が16日、川崎市内のジャイアンツ寮で、メンタルトレーニングの研修を受けた。育成ドラフト6位の小山翔平捕手(21=関大)は大学のテストのため、欠席した。

 今年で11回目の開催。元プロテニス選手の松岡修造氏(50)が主宰する「修造チャレンジ」のメンタルサポートの責任者を務めるスポーツ心理学の佐藤雅幸専大教授(62)が講師として、目標設定の重要性など約1時間、講義を行った。

 講義を聴き終え鍬原は「ひとつひとつが大事な話で、改めて考えさせられることが多かった。『情熱と哲学を持て』という言葉が印象に残った。自分で限界を作らず、考えが変われば行動が変わるということを信じてやっていきたい」と話した。