ソフトバンク・ドラフト3位の増田珠(しゅう)内野手(18=横浜)が2月の宮崎キャンプをリハビリ組でスタートすることが20日、濃厚になった。右前腕の違和感のため、この日の福岡・筑後での新人合同自主トレを一部別メニューで行った。

 オフだった前日19日、精密検査を受診。高2の春に疲労骨折で手術していた右手首が、完治していないことが判明した。増田は「今までそういうものだと思っていたので、気にしたことがなかった」と驚いた様子。痛みはないが、連日のトレーニングで負荷が増えていたようで、大事を取ってギプスを装着した。キャッチボールやバットを使った練習は回避し、ノックには捕球のみ参加。練習中は普段通り笑顔を絶やさず、新人たちのムードーメーカー的な役割を務めた。