ヤクルト中村が気持ちで引っ張る。小川監督から指名され球団5年ぶりの主将に就任。これまでは周囲から優しいと評されることが多く「変わらないといけない危機感がある。自分は能力で引っ張るタイプじゃない。勝つためにガツンと言わなきゃいけない時は言ったり、気持ちを前面に出してやっていきたい」と変身を誓った。

 20日は神宮の室内練習場で1人、黙々とマシン打撃で振り込んだ。中途半端な練習、プレー、態度は見せられない。節目のプロ10年目。「(周りに)言うからには本人がやらなきゃいけない。まずは自分に集中して。当たり前のことをしっかりやる」と気を引き締めた。