ヤクルトの新外国人マット・カラシティー投手(26=カブス傘下3A)が“アツアツモード”で初来日した。

 昨年11月に高校が同じだったカトリーナさん(27)と約10年の交際期間を実らせ結婚。財布の中に大事にしのばせた愛妻の写真を披露すると「美人で頭が良くて、野球が大好き。自分はすごくラッキーボーイですよ」とほほ笑んだ。

 米国出国は人生2度目。未知の世界への不安は、情熱と愛情で打ち消してきた。来日前に球団からブキャナンの連絡先をもらい、連絡して日本野球を予習。4月に来日予定の夫人とは、渡米2日前にキャッチボールで成功を誓い合い、渡米前日には「第一印象が良くなるし格好良く見えるよ」との助言でひげもそった。美人妻の優しさで成功への決意を強くした最速159キロの新守護神候補は、力強く40セーブを目標に設定。15年バーネットの球団最多記録41セーブの更新を期待されると「もちろん!」と、やる気をたぎらせた。