ソフトバンクのリック・バンデンハーク投手(32)が29日、アナ夫人とともに来日した。韓国経由で母国オランダから空路、福岡入りした。

 オフは帰国後2週間だけ休み、その間もハイキングを行うなど体は常に動かしていた。1月からはブルペン投球も4回ほど行い、仕上がりは万全。「野球をできる体は作ってきている」と大きな胸を張った。

 昨季は日本で自己最多の13勝をマークし、チーム2年ぶりの日本一に大きく貢献した。また、WBCでの活躍もあり母国での野球人気の高まりを感じたという。例年よりインタビューも増え、野球に興味を持つ子供も増えた。「自分をきっかけに、もっと野球人気が広まってくれれば」と夢を描いた。

 日本一連覇に挑む、自身4年目となるシーズンへ「個人的に細かい目標はあるけど、一番大事なのは少しでもいいピッチャーになること」と、さらなる向上を目標に掲げた。