広島の日南キャンプ3日目を視察に訪れた侍ジャパン稲葉篤紀監督(45)を、スタンドのファンが「稲葉ジャンプ」で歓迎した。

 午前に稲葉監督が球場グラウンドに姿を現すと、観客席のファンは「イナバ、イナバ!」との掛け声とともにジャンプでお出迎え。稲葉監督は「感動しました。それだけファンの皆様に期待されてるんだなと思った」と笑顔で話した。

 視察では広島緒方監督と話し込み、3月の侍ジャパン強化試合オーストラリア戦に選出した菊池ともあいさつを交わした。稲葉監督は2番で起用したい構想を明かし「経験もあるし、先頭に立ってやってもらいたい。守備力もあるし、(昨年)WBCで本塁打も打ったように長打もある。つなぎ役としてやってもらいたい」と期待した。