プロ野球の「合同会社説明会」が開催される。パ・リーグ6球団とパシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)は5日、2月20日に東京・渋谷のベルサール渋谷ファーストで「PACIFIC LEAGUE BUSINESS CAMP 2018 パ・リーグ6球団合同『仕事研究・体感』イベント」を開催すると発表した。昼の部と午後の部の2部制で、募集人数は各500人。

 来場者に、プロ野球やスポーツビジネスの仕事内容を研究、体感してもらうのが目的だ。若手社員によるトークセッション、ドラフト会議の雰囲気で行う大学生によるビジネスアイデアプレゼン大会、個社ブースでの会社紹介が行われる。今回が初のイベント開催となり、実質的にはプロ野球界における、新卒および中途向けの合同会社説明会となる。

 同社の園部健二氏は「プロ野球の球団には選手や監督以外にも、総務や人事といった一般の会社と変わらない仕事もあると認識してほしい。若い世代の意見が発展につながる。商社や金融などという仕事と同じく、野球の球団も就職先として認識してほしい。優秀な人間が球団に入れば、将来的には選手だけでなく、裏方からもメジャー球団に移籍するようになる日が来るかもしれない」と話した。

 参加費は無料だが、リクナビ新卒ページでの予約が必要となる。

 PLMの根岸友喜社長は「プロ野球を一緒に盛り上げてくれる仲間たちと出会えることを楽しみにしております」とコメントしている。