中日松坂大輔投手(37)は沖縄・北谷キャンプで10日、完全ノースロー調整を行った。前日9日に4度目のブルペンで最多77球を投げていた。このキャンプではブルペン投球の翌日(休日含む)はすべて、キャッチボールもしないノースローを徹底している。

 サブグラウンドでは兼任コーチの岩瀬のノックを受け、倒れ込む一幕も。

 その後、キャンプ2度目のランチ特打に臨み、左翼に2本のサク越えを披露。2回り目の最終球でフェンスを超えると、打撃投手としてストライクを投げ続けた朝倉投手コーチに深々と頭を下げた。最後の3回り目は、最後に本塁打を狙いにいったが、逆風に押されて左翼フェンス手前で失速。しばらく片ひざをついて悔しがった。