本拠地デビュー戦となった日本ハムのドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18=早実)が、2回の第1打席で“プロ初安打”を放った。

 対外試合で初スタメンとなる「7番一塁」で先発出場。ラミゴの先発ダウンズが2ボールから投じた3球目。高めに浮いてきた138キロの直球を右中間へはじき返す二塁打を放って、大歓声を浴びた。試合後に「塁に出ることを考えていました。詰まったかなと思いますけど、いいところに飛んでくれたのでツーベースになったと思います」と、節目の打席を振り返った。

 4回の第2打席は右肘付近のエルボーガードに当たる死球。6回の第3打席は空振り三振で、7回の守備から途中交代した。「最後(第3打席は)受けて立っちゃったかなと思う。もっと打ち気をだしてやっていいかなと思いました」と反省点も挙げた。本拠地デビューで3打数1安打という結果には「幸先よくスタートが切れたので、これからここでもっともっとヒットを打ちたいなと思う。1本出て満足はしていないけど、ホッとした。まだまだ、もっと打てると思う」と、今後の飛躍を誓っていた。