阪神ドラフト2位の高橋遥人投手(22=亜大)が上々の甲子園デビューを果たした。今季初の巨人戦の先発に抜てきされた。

 初回に長野に右前タイムリーを許したが、その後は立ち直り、3回を3安打1失点に抑えた。最速146キロの直球はキレがあり、制球も安定していた。「すごく投げやすかった。緊張したのは初回だけでした。小さい頃からテレビで見ていた選手と対戦できてよかった」。

 本拠地のマウンドにフィットし、伝統の一戦で結果を残した。4日のソフトバンク戦は2回無安打無失点の好投を見せており、首脳陣の評価は上がっている。