阪神の「勝利の方程式」が今季初めて3人そろって登板した。リードを許していたが、7回に桑原、8回はマテオ、9回にはドリスを投入した。前日23日にウエスタン・リーグ中日戦(鳴尾浜)で登板しており、連投となった桑原は1イニングを無安打無失点。「結果的には0だったけど、四球は反省したい。ただ、ランナーを背負っても投げられていた」と手応えを口にした。

 8回を任されたマテオは「去年よりも状態はいい。明日も投げる予定なので、そこで完全に仕上げたい」。桑原と同じく連投になった守護神ドリスは「昨日よりは状態はよかったかなと思います。シーズンはもっと気持ちを高めて、特別な状態で挑みたい」と先を見据えた。今季も3人がフル回転で、チームをけん引する。