ヤクルト大村孟捕手(26)が、プロ2年目での初打席で反撃の口火を切った。

 6回無死、代打で登場。広島岡田から12球粘り、四球で出塁した。「緊張はすごいしました。とりあえず初打席なので、来た球に対応しようと思っていた。すぐに追い込まれてしまったので、なんとか食らいつこうという気持ちだけでした」と振り返った。

 8回の2打席目も、四球で出塁。登録は捕手だが、守備では一塁に入った。「内心はバクバクで、一塁でも足が震えていました」と明かした。

 3月20日に支配下登録されたばかり。脳振とうで登録を抹消された川端の代替選手として、4日に昇格していた。「この場を目指してやってきたので、まずここで結果を出せるようにしたい」と今後を見据えていた。