今秋のドラフト上位候補で最速153キロ右腕の東洋大・梅津晃大投手(仙台育英)、甲斐野央(ひろし)投手(ともに4年=東洋大姫路)が、150キロを連発し、注目を浴びた。

 全12球団のスカウトが視察する中、梅津は自己最速タイの153キロをマーク。甲斐野はスカウトのスピードガンで154キロを計測した。

 7回1失点の好投も黒星を喫した梅津は「153キロはどうでもよくて、気にしてなかった。球速よりも勝ちたかったです」と唇をかんだ。それでも、スカウト陣の評価は高く、楽天長島スカウト部長は「2人とも、スケール感を感じる。伸びしろもまだまだあると思います」と評価。西武渡辺SDは「ドラフト上位に入ってくる投手」と評価した。