オリックスのドラフト1位田嶋大樹投手(21)が7回2安打無失点、無四球で2勝目を挙げた。

 150キロに迫る直球に、スライダーとチェンジアップを低めに集める抜群の投球。得点圏に走者を置いたのは初回だけだった。

 田嶋は「四球を出さなかったのが一番良かった。周りも見えていたし、自分のテンポで投げられた」と、冷静に投球を分析。

 福良淳一監督(57)も「田嶋でしょう。素晴らしかったですね。まったく(打者が)合ってなかった」と絶賛した。オリックスは開幕6カード目にして初のカード勝ち越しとなった。