ヤクルトが苦手の阪神メッセンジャーから、21イニングぶりに得点を奪った。

 0-2の4回1死二塁、ウラディミール・バレンティン外野手(33)が右翼フェンス際に放った飛球が、懸命に腕を伸ばした糸井のグラブからこぼれ落ち、適時二塁打となった。

 メッセンジャーには、この試合前まで通算10勝18敗で昨季3戦2敗、17イニング連続無得点中と抑え込まれていた。そんな天敵から昨年4月6日の対戦以来となる得点をたたき出したバレンティンは「打ったのはストレート。少し詰まったけどよく飛んでくれたね。(二塁走者)坂口もよく走ってくれたね」と喜んだ。