昨夏の甲子園優勝投手、東北福祉大の綱脇慧(1年=花咲徳栄)が、東北大との2回戦で初登板初先発し、大学デビューを果たした。

 初回は3者凡退。2回2死から初四球を与えたが、次打者から高めの直球で初三振を奪った。3回には内野安打も喫したが、3回を1安打1四球無失点の好内容で降板。幸先良いスタートをきった。

 昨夏の甲子園では背番号10で全6試合に先発した。6戦合計36回1/3を投げ、自責点8。右上手から最速141キロの直球に、カーブ、スライダー、ツーシームなどで打たせてとる投球が持ち味だ。