ソフトバンク内川聖一内野手(35)が4回に2試合連発となる2号ソロを放ち、勝利に貢献した。

 4回、ロッテ石川の高め142キロ直球をライナーで左翼席へ。ベンチに戻ると誰もハイタッチせず。ベンチに内川が座った瞬間、みんながバンザイして立ち上がり、内川に駆け寄って喜びを爆発させた。

 エンゼルス大谷が4月3日(日本時間4日)にメジャー1号本塁打を放った際にエンゼルスナインが同様の祝福をしたことで日本でも有名となった、「サイレント・トリートメント」と呼ばれる儀式だ。

 「月も替わりましたし、新たな気持ちで打席に入りました。1打席目(中安)もいい形で打てましたし、いいスイングができました」。開幕から3、4月は調子が上がらず4月終了時で打率2割1分1厘、1本塁打、6打点だったが、5月は快調なスタート。この2号ソロの時点で通算2000安打へ残り4本とした。